repocoを使うための準備について
2021-04-20
Chapter 1 はじめに
Rパッケージ「repoco」は、retiパッケージ経由で取り込んだ不動産取引価格情報のデータをレポートとして纏め、pdf形式のファイルで出力するツール集として開発しています。
https://github.com/rea-osaka/repoco
ここで、pdfファイル出力のために、TeXと呼ばれる組版処理システムを利用しており、このTexがシステムに無いと、Rパッケージ「repoco」をインストールしてもレポートの出力が出来ません。 一方、このTeXのシステムをインストールしておけば、 「repoco」に限らず、Rmarkdownで、いつでもpdfのレポートを作ることが出来るようになります。
そこで、まず、WindowsにTeXのシステムをインストールする方法を紹介します。
ここでは、既にRやRStuidoのインストールがなされており、 RStudioを触った事があり、パッケージのインストールも自分で出来る事を前提にしています。
もし、まだ、RStudio等が未経験ならば、以下の文書を参考にしてください。
パッケージについては、データ分析に必須と言われているtidyverseのパッケージ群だけでなく、rmarkdownパッケージも事前にインストールしておいて下さい。
更に、githubから、reti
、retiex
、repoco
のパッケージをこの順にひとつづつ順にインストールしておいて下さい。
# retiのインストール
::install_github("rea-osaka/reti")
devtools
# retiexのインストール
::install_github("rea-osaka/retiex")
devtools
# retiのインストール
::install_github("rea-osaka/repoco") devtools